エフティグループは、子会社のアローズコーポレーションの株式20.07%をアローズ社長の弓立昌輝氏に譲渡し、同氏が経営権を握ることになった。エフティはアローズ株式の約30%を継続保有し、取引関係を維持する。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2020年5月中。M&Aアドバイザーとしては、エフティグループが事業戦略の修正によりシナジーが見込めないと判断し、経営資源の集中化を図るために譲渡を決めたと考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。